道連CCUS窓口業務を一旦中止 ネット申請サポートは継続実施
建設キャリアアップシステム(以下CCUS)の運営は、審査費用やシステムの開発費が想定以上に膨らみ、累積赤字が2019年度末56.7億円、2020年度末には100億円に達すると予想されていることから、システム追加開発費を賄うため、建設業振興基金より全建総連に対し4800万円の追加出捐金要請があったところです。
そうした中で、昨年10月からは電話による「お問合せセンター」の廃止、郵送申請・受付窓口申請も廃止されるなどの制度改悪が行われ、窓口業務を行っている単組では問い合わせや申請が急増し、日常業務に支障をきたす事態となっています。
そうした状況から道連では、「CCUS普及に向けた登録や活用の呼びかけ等は今後も重要」と考える一方で、昨今のCCUSの運営体制の状況から、道連や各単組での窓口対応等については一度白紙に戻し、CCUSの窓口対応は改めて検討することとなりました。
ただ、組合員からのネット申請の問い合わせについては、引き続きサポートを行っていくなど組合員への支援体制は継続していく必要があります。