北海道連合会 活動 内容

道連の主な活動内容

全建総連北海道連合会では、建設業で働く仲間の支援や、建設現場における諸課題の改善、関係法・制度等に関わる様々な問題点や完全に向けた取り組み、道内関係各局・関係団体・国会議員等への各種要請、さらに所属組合間の調整、国や全建総連本部とのパイプ役等を担い活動しています。

 

また、全建総連北海道連合会を母体組織とした、建設国保(北海道建設国民健康保険組合)の運営に関係する、国の補助金(国保組合関係予算)を確保するための予算要求運動にも取り組んでいます。

 

道連の組合運動を支える4つの専門部

以下に北海道連合が取り組んでいる運動や諸活動の柱となる4つの専門部の主な活動についてご紹介します。

 

社会労働部

社会保障対策の取り組み

毎年、国保組合関係予算確保のため、全建総連と共に7月・11月には総決起大会及び予算要求中央行動に取り組み、さらに北海道選出国会議員に対する要請行動等も行っています。

 

また、医療保険制度一元化への反対、社保加入対策を進める中での健保適用除外制度の適用と周知に向けた取り組み、保険者機能を発揮した特定健診・特定保指導の受診勧奨を行っています。

 

労働対策の取り組み

北海道連関係の組合員のアスベスト労災認定数は、少数に留まっている状況ですが、北建国保で実施しているアスベスト健診では一定割合で有所見者(アスベスト肺の疑いがある人)が報告されています。

 

現在埋もれたままになっているアスベスト被害者の掘り起しと救済、労災認定に向けた取り組みを行っています。

 

賃金税金部

賃金対策の取り組み

建設現場で働く仲間の賃金・仕事の状況等に関する実態を把握するために、毎年賃金等生活実態調査を実施していますが、他産業と比べて賃金・単価ともに低水準の状態が続いています。

 

賃金税金部では、建設現場の賃金を「設計労務単価の水準に引き上げる」、「若者が入職しやすく後継者が育つ賃金」を目指し、「適正単価での契約」・「法定福利費の請求」・「技術・技能に見合った賃金」を基本として、全体の意識を高めるための取組みを行っています。

 

全建総連では、各現場労働者が有している知識・経験・資格等に見合った賃金の確保、労働諸条件の改善を目指す運動の一環として、建設キャリアアップシステム(CCUS)の普及・促進を行っており、道連では事業者・技能者登録の促進と、システムの活用等に向けても取り組んでいます。

 

また、現場の賃金確保に向けた枠組みを法制度化する取り組みとして、公契約条例制定を目指す運動、建退共制度の普及促進に向けた取り組み等も行っています。

 

税金対策の取り組み

道連では、これまでも消費税引き上げ及び大衆増税に反対の立場を表明し、2023年10から導入されようとしている「インボイス制度」についても実施時期の延期や中小事業者にとって不利益とならないような仕組みの見直しを求めて取り組んでいます。

 

また、税務行政が納税者の基本権を尊重し執行されるべく、道連では毎年1月に札幌国税局に対する要請行動を行ってます。

 

組織教宣部

組織活動について

道連では年間を通じて組織拡大に取り組んでおり、取り分け毎年6月1日から10月31日までの5か月間を組織拡大月間に設定し、全単組で拡大行動に力を入れています。

 

また、道連組織には、45歳以上の青年層で組織されている「青年部協議会」、各単組主婦の会が中心となり活動している「主婦協議会」、70歳以上の組合員が加入する「シニアの会」があり、活動を行っています。

 

全建総連北海道連合会の活動内容

 

教宣活動について

道連では機関紙「けんせつ」を年4回発行しています。

 

機関紙「けんせつ北海道」の紙面は、北海道連の運動方針に基づいた活動内容及び諸活動の紹介記事、さらに通信員からの投稿記事等を掲載して、「面白く・読まれ・親しまれ・ためになる」機関紙を目指し取り組んでいます。

 

機関紙記事の作成及び編集力のスキルアップを目指して、毎年北東地協主催で開催される「ミニ教宣学校」にも、組織教宣伝部員、通信員、担当書記等から参加しています。

 

毎月1日に、各組合書記局への情報発信媒体として「マンスリーFAXニュース」を発行しています。

 

住宅技術部

住宅デーの開催

全建総連では、毎年6月25日を中心に、各地域の建設職人が地元住民に奉仕する一日として、全国各地域の組合が主体となり「住宅デー」を開催しています。

 

北海道連では、毎年7つの組合で開催されており、各種イベントや奉仕活動、住宅相談等を通じて、「顔が見える・安心できる地元の建設業者」として近隣住民との繋がりを深めながら、各地域の催しとして定着しています。

 

全建総連北海道連合会の活動内容

 

青年技能競技大会

次世代の建設業界を担う若年(大工)技能労働者の育成と、技術の継承等を目的として、全建総連では青年技能競技大会を開催しています。

 

毎年9月に、全国53県連・組合の代表選手が集い技を競い合う「全国青年技能競技大会」が開催され、北海道連でも代表選手の育成・強化を図るべく6月〜8月にかけて技術講習会及び代表選考会を開催しています。

 

青年技能競技大会の競技課題は、規矩術による「四方転び踏み台」の作成。

 

35歳以下の組合員ならどなたでも参加できます。

 

各種資格取得に向けた講習会・研修会の開催

北海道連では「全建総連建設技術センター」(以下、技術センター)を運営しており、各種資格取得を目指し講習会・研修会等の取り組みを行っています。

 

技術センターの実施科目は、作業主任者をはじめとする各種技能講習、特別教育、従事者教育、増改築相談員研修会等を行っており、講師についても、現場の知識や経験が豊富な組合役員が担いますので安心です。

 

受講料は組合員価格の設定があり、さらに独自の「資格報奨金制度」により1科目につき5,000円〜7,000円のキャッシュバックも受けられます。

 

※詳細はコチラ

 

全建総連北海道連合会の活動内容
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